1957-08-13 第26回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会海外同胞引揚に関する小委員会 第2号
戦後十二年を経過した今日におきましても、なお中共地域には三万五千七百余名の未帰還者があり、わが国の未帰還者総数の大半を占めているのであります。
戦後十二年を経過した今日におきましても、なお中共地域には三万五千七百余名の未帰還者があり、わが国の未帰還者総数の大半を占めているのであります。
まず最初に昭和二十五年の五月現在の未帰還者総数の統計というものがございます。これは総数が三十四万五百八十五名となつております。次に一年たちまして昭和二十七年の五月一日現在で発表されました総数は三十四万六千三百九十七名となつております。なお一年たちまして昨年は、中共からの引揚げの都合もありまして、八月一日現在で発表されました数は三十三万一千五十四名でございます。以上でございます。
昨年発表された未帰還者の総数が八万五千四十五、今回発表せられた未帰還者総数が七万一千百六十五、その差が一万三千八百八十でございます。一方、昨年発表後死亡処理を済まされましたものの総数が六千八百七十二、引揚げ人員が七千百三十五、その合計数から重複整理数百二十七を差引いた数が一万三千八百八十でございます。
○田邊説明員 昨年に発表せられた未帰還者総数からその後引揚げて来た人員及びその後死亡処理を済ませましたものを減じた総数が七万一千百六十五となつております。もつとも、従来外務省で調査しておりました関係上、一般邦人と軍人との間に若干の重複等もございましたので、その辺が調整せられたわけでございますが、これはごくわずかでございます。
帰還者総数は千六百名でございました。二千名が普通でございますが、今回は千六百名でございます。その内訳は――これはまた正確な調査ではございませんが、船内の臨時調査によりますと、一般邦人が三百七十一名、元陸海軍軍人軍属千二百二十九名という割合になつてあります。 今度の引揚げの特色は、第一は元将官及び将官待遇者というのが四十二名ございます。
○石田(一)委員 そういたしますと、書記局なんかへ一応そうした党員の事情が定期的に報告されるといたしますと、最近大きく取上げられた帰還者の入党の状況等については、書記長として一応概略的な数とか、あるいは帰還者総数に対するパーセンテージとかいうものを、もし御記憶でございましたら、念のためお聞かせ願いたいと思います。